雑誌に書けないみーたん
2008.08.23 Sat
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2008.08.19 Tue
やらなきゃ行けないことはいくつかあるはずなんですが、なんか全てにおいてやる気に欠けるというか、お酒すらもおいしくノドを通らない有様。 コミケも終わって皆様いかがお過ごしでしょうか、友美イチロウです。 おいでいただきました皆さん、ありがとうございました。というよりお疲れ様でした。 今年は3日目はなんとか涼しくなって例年に比べてまだマシだったんですが、やはり夏のコミケというのは本当に大変だと感じますね。 今回は、ハイ掲載作家さん(ここで名を出すと本人の名誉ポインツが下がる可能性があるので伏せさせていただきます。スミマセン)が挨拶に来てくれたりとか、なぜかウチは握手を求めてきてくれるファンの方が多かったり(もちろんうれしいのです)とか、来られないからと友人にコスプレ写真を託し、わざわざ見せに来てくれたみーたんコスプレ第一号の方とか、色々うれしかったです。 去年の夏コミ後はあまりにきつかったのか、体力とか免疫力とかが落ちすぎてイベント後2ヶ月程食べ物アレルギーが発生。 コミケはそれほどに体力を使う物なんですね奥さん。食べて栄養つけようにもすでに胃が弱ってます。参加する皆さんはよく保つなと。いや、自分の体力が無いだけでしょうか。 ぶっちゃけ夏コミだけは辛かとです。 さてそんな中、メッセサンオーさんで新刊vol.8の扱いが始まりました。 とらのあなさんの方はもうちょっとで登録されると思います。 あと、今月中にとらのあなダウンロードストアTDSの方にも総集編とかを委託予定です。ヨロシクね。 2008.08.16 Sat
えー、すっかり描かなきゃ行けないのを忘れておりました。 今回甲冑娘さんの所で描かせていただくことになりまして、 絡ませていただくことになりました。 みーたんの同人誌はありませんが、もちろん単行本収録不可の寄稿です。 田丸浩史ファン、みーたんファンの皆様是非お手に取られては、と。 どうぞ、よろしくお願いします。 当日頒布物は他には新刊のvol.8、vol.6、7、総集編β、 特別号もちょっとあったかな…? といった感じになります。 2008.08.16 Sat
つい先々月ですが、毎月行ってる絵画教室の講師講習というものに行って免状をもらってきました。 知る人ぞ知るですが、「ボブロス画法」というやつです。 特殊な絵の具と道具が必要ですが、素人でもいきなり描けます。最近はDVDとかも出てます。
個人的に参加しているイベントでパフォーマンスでやってみようと軽い気持ちで習い始めたのですが、人前でやったりネットに絵を載せたりするためにはこの講師資格というのが必要だそうで頑張って取りました。 2年かかりました、えぇ。 こんなの ![]() せっかくだからコミケで机の下にでもはっつけておこうかと。 教室で描いたのがほとんどなのでへたっぴなんですが、そろそろ描いた絵がたまってきたのを処分しようと思いキャンバスから切り取ったので丸めて持っていこうかと。 友達に「この夏は新刊3冊出すぞ!」って言っちゃったから一冊これでなんとかならないかしらん。 え?一枚どれくらいかかるかって? 教室では3時間、一番早くて15分~30分で一枚です。 そんなに早く描けるのかって? それが「ボブロス画法」ですから。 2008.08.15 Fri
さて、コミケも始まりましたね。 体力が続くかどうか不安でしょうがありません。 そんなコミケですが、当方参加の17日「A-office」ブースで すれ違い通信を行おうと思います。 ソフトはDSのドラクエ4&5。 去年持っていくの忘れたため、新旧DS2台持って当日参戦します。 開場くらいからすれ違い通信にしてつけっぱなしにしてますので、 持ってる方はすれ違いモードにしたままA-officeに本を見に来られたり、並んで買ったりしてる内にすれ違い通信できると思います。 開場~2時半くらいまではいると思うんですが、そんな感じで。 まぁちょっとしたものですが、 ソフト買ったはいいけどすれ違い通信する機会が無くて…、 なくらいで利用していただけるといいかと。 多分、コミケ利用して楽しもうって人も多いだろうと思うので、 もしかしたらいっぱいになっちゃってこちらからの通信があふれちゃう人もいるかもしれませんが、その際はあしからず。 2008.08.14 Thu
![]() 何ヶ月ぶりかで仕事で愛用の眼鏡(右)を三城で修理してもらってきました。 野中から電話がかかってきたときに寝ぼけながら電話に出ようとした時、ぐにゅりと踏んづけた時の嫌な感覚が今でも足に残ってる眼鏡。 で、曲がってた右が通常時使用のチタン製。水に浮くくらい軽いんだぜ。 左は外出用とかの予備だけど、外観重視のため重いわ、視野は狭いわ汗かくとレンズの方まで汗が伝ってくるわで、夏コミまでには直さないと!と思っていたので、本当に久方ぶりの右。 即売会とか人前に出るときはいつも右だったので、これで準備万端と言う感じ。 そんな余裕ができたのも新刊の用意が済んだから。 17日の夏コミは「季刊友美イチロウvol.8」を用意しています。 詳しくはA-officeのHPで。 既刊は持っていきますが、みーたんは用意していません。 あしからず。 まんが職業というのは人に会う機会も減って、特にヒゲは生やし放題。 僕のハナヒゲ眼鏡は、似顔絵になってるトレードマークなのでなかなか剃れません。 どうも僕は髭剃って眼鏡変えるとまるで別人らしく、知人曰く 「ヒゲ生やして眼鏡つけて犯罪犯して、その後髭剃ると絶対捕まらない」そうです。 眼鏡とベレー帽外した手塚先生ぐらい違うと思います。 どんな風体なのかはコミケでお会いして確認して下さい。 当日は新刊があるのでスケブとかはムリですが、単行本にみーたん描くくらいは頑張りますのでご遠慮なくお申し出下さい。 ちなみに当日のテンションは、 開場~12時:元気 12時~2時:時間と共にテンションだだ下がり 2時半以降:帰ります なので体力的に時間が経てば経つ程愛想が無くなってくるかとは思いますが、見た目の問題だけなので気にしないでいただけると幸いです。 中身は皆さんに会えてうれしいのは最初から変わらないというのだけ覚えておいてね。 ところで、仕事でストレスを感じるようになるとヒゲも剃りたくなりますが、ちょっとしたことにも気が行ってしまいます。 同人の仕事には芯ホルダーという道具を使っているのですが、 1ページを描くのに何度も何度も芯研器というので削るわけです。 しかも手作業で。 そこで電動が欲しいんですが、古くて見つからないので(参照↓) http://blog.livedoor.jp/pen0608/archives/50465698.html 代わりになんとかならんかなぁと買ってきたのが画像の普通の鉛筆削り。 鉛筆は削れるけど、芯だけっていうのは駄目でした…。残念。 2008.08.11 Mon
仕事が忙しく、実家にも帰れなくなると無性に欲しくなる物があります。 ピスタチオ、カシューナッツ、そして大福。 普段特に好んで口にすることなど無いのですが、なぜか無性に食べたくなるこの3つ。 なんか栄養素かなんかが欠乏するんでしょうかね。 ふと食べていると、この食べ物はどうやって実になっているんだろうかと謎に思いまして調べてみました。 ピスタチオ ![]() アーモンドとかと似てますね。 こうやって木になって自然と割れたりした頃に収穫して、塩で煎ったりして食用になります。 このピスタチオの木、人の背丈程で実もたくさん取れそうです。 カシューナッツ ![]() …これ、カシューナッツの実だそうです。始めて見ました。 実の中にできるんじゃないんですね。下の空豆みたいな殻の中に入っているそうです。 しかも一つの実に一つ。 ひょうたんみたいな大きな殻の中にみかんの実みたいにたくさん入ってるのかと思っていました。 ↓以下で解説してありますが、その殻のついた実を取り出して云々。 http://www.vesta.dti.ne.jp/~sunnuts/kashuu.html とても大変そうです。高くても納得できますね。 大福 春に花を咲かせた大福樹の根が3年経つうちに地中で成熟してくる根っこがそれ。 3年物の大福根の中には独特の甘みを持つ餡ができる。 収穫期に掘り出し、鱗片を取り除いた物が大福である。 うそ。 2008.08.03 Sun
赤塚不二夫先生が2日にお亡くなりになりました。 よく考えてみれば、現在30歳以下の人達は先生の作品を知ってはいても、その活躍をあまりテレビで見たことがないのではないのかな?と思いました。 手塚先生や石ノ森先生、その他の漫画家がテレビにもよく出ていた時代、その中でも赤塚先生だけはタイプが違いました。 芸人を食う程の行動力、放送コードでくくれない表現の数々。テレビ局もおもしろがって一緒に組んでたくさんの番組を作ったりしていました。 極端に表現するならば、もうテロの部類です。 セーラー服を着てストリップをしたり、タモリを連れて番組ジャックをしたりと面白いことを思いついたら即行動と言った風で大活躍だったのです。(参考文献:赤塚不二夫漫画大全集263巻収録「ボクとタモリ」) ちなみにタモリはそのエピソードの中でリイド社の「コミック野郎」で漫画連載してたりします。 さて、そんなはちゃめちゃな赤塚作品と僕との出会いはもちろんテレビアニメですが、漫画少年だった小学校時代に図書館で見つけたぼろぼろの「漫画の描き方」(正確な書名は忘れましたが)が一番心を射貫かれた物でした。 まだ小学校低学年だった僕にカルチャーショックを与えたその内容は「如何に記号化して特徴を出すか」というようなものでした。 赤塚先生の作品に出てくるキャラクター達はみんなおかしな見た目ですが、その元は空想でも何でもなく特徴のある人物をどんどん簡単に記号化していった末のキャラクターデザインだということです。 デフォルメというヤツですね。 記事を書きながら手持ちの「赤塚不二夫漫画大全集DVD-ROM」をあさっていますが、これは収録されてないのかな? 見つからなかったので詳しくは書けないのですが、他の先生方の「漫画の描き方」本が技術的なものや道具の使い方や漫画のルールというものをメインに書かれているのに対して、先生の作家としての飛躍を惜しまず描いたその本で幼いながら目からうろこが落ちたのを覚えています。 「美味しんぼ」3巻(文庫2巻)に収録されている「和菓子の創意」というエピソードの中で唐山陶人のこんな台詞があります。 「味の世界も芸術の世界も変わりはない、新しい美の発見、新しい味の発見、それをなしとげた者のみが認められるんじゃ。」 とあるとおり、「学術芸術上の発明改良創作に関し事績著明なる者」に授与される紫綬褒章を赤塚先生が授与されたのも頷ける理由です。 有名な逸話ですが、赤塚先生は初期の頃、少女漫画を描いていました。1960年代に入り「おそ松くん」の前あたりから今よく知られているキャラクターデザインが主流となり続々とヒットを飛ばすようになります。 ピカソもそうであったように誰もが描く絵からキュビスムに至り名を馳せたようにそのデフォルメや表現は「一種の発明」であったわけです。 今の漫画業界ではデフォルメされたキャラクター作品というものは少なくなってきました。一時期は4コマ漫画でさえ、等身の高い物でなければ採用されなかったりと時代はデフォルメした作品をあまり必要としなくなっているのかも知れません。 古谷三敏先生(代表作「BARレモンハート」)、高井研一郎先生(代表作「総務部総務課山口六平太」)、北見けんいち先生(代表作「釣りバカ日誌」)もフジオ・プロダクション出身の漫画家ですが、代表作をみてわかるとおりキャラクターはデフォルメされたものです。 僕も「みーたん」を始めてキャラクター達をどんどんデフォルメ化(他にデフォルメして描ける作品が無かったため)するようになりました。特に「みーたん」は内容もトゲトゲしいのでリアルに描きすぎると笑えない作品になってしまいます。記号化やデフォルメで面白おかしく包まないと見せられるものではありません。これも幼い時に読んだ赤塚先生の「漫画の描き方」の本が生きているからです。 もしかすると今の時代はデフォルメされた作品を強く求めていないのかも知れませんが、古谷先生、高井先生、北見先生の作品のように雑誌に一つでもそんなあたたかみのある作品があると落ち着くものです。 たまに「みーたん」を見た人達から、なんで本当は上手く描けるのに手を抜いたような絵を描くんだと言われることがあります。しかし、決して絵が上手いだけで物事が伝えられる物ではありませんし、「みーたん」を連載するウチにむしろ少なくなってしまっているそのジャンルに踏み込みたいと考えるようになってきました。 僕もいつか上手いと言われる絵ではないけど、特徴的で暖かい、そんな作品が描ければいいなと思っています。 えぇ、決してうまく描くのが面倒とか、時間がかかるとかそういう理由ではありません。決してありません。 (ちなみに、北見けんいち・著「新宿まんが村」で色々な赤塚先生のエピソードが読めたりします。1巻以降続刊がないのが寂しいですが、有名な赤塚不二夫になっていくきっかけが画かれていたりして非常に面白い本です。) 今日はライブ・イン・ハトヤでも聞きながら仕事をしようと思います。 赤塚先生、天国へおでかけですか?
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