雑誌に書けないみーたん
2010.02.27 Sat
僕は雨男です。 ちょっとした時でも外に出ると雨が降り始めます。 今日雨が降りますよ、という予報に、なんだまだ降ってないじゃん。 イマノウチに出かけようなどと、ドアを開けた途端に降り出します。 いつも意図してないのに、出かけた途端にぽつりぽつりと降り出すといったこともしばしばです。 人と出かけることが少ないので嫌がられることは無いのですが、世の人の中には、晴男体質と呼ばれる人と比べられたり、陰気に見られたりと、不便にお思いの方が多いでしょう。 しかし、最近この「雨男体質」に新説を思いつきました。 よく、雨になったり天気が崩れたりすると昔の古傷が痛む。 なんていう話を聞きますね。 気圧の変化で体内の調子が狂ったり、椎間板がふくらんで神経を圧迫したり、お産が近づくのは月の引力だのと、天気は我々の身体に意外と大きく関係しています。 コレと一緒で、我々雨男には一つのセンサーがついていまして、 雨が近づくと体内のどこかしらの機関が察知して妙に出かけたくなる、と言った具合です。 つまり、雨男と呼ばれる人は「出かけるとたまたま雨が降る体質」というわけではなく、「雨が降るときにたまたま出かけたくなる体質」と言うわけです。 「うーん出かけたいんだけど、どうしようかなどうしようかな。んーけどー、あー…(ここまで1時間)」 「出かけるか!」 ザー と言う経験はありませんか? 用事はあるのに何故か出かけたくない。しかし、意を決して出かけた途端に降り出す。 これは、まさに身体が雨が来るのを待って、わざわざ出かけようとしているとしか考えられません。 ここで何も考えず出かけると普通の人、雨が来たときに出かけたくなる人を雨男と区別が付くのです。 逆に晴男の人は、雨が来ない時に出かけたくなる機能が備わっているのかも知れません。 では、「お前を呼ぶと必ず雨が降るよな!」などと言われる人はどうすればいいのか? これも不思議な話ですが、誘う人たちが事前に待ち合わせの日に雨が来ることを敏感に察知していて、雨男を誘っているという考えが成り足ります。 周りの人の中でも、雨男が雨の日に出かけたくなるのと同様の体内機能で、雨が降るときに雨男を誘いたくなる、という高度に敏感なセンサーが働いているのです。 なので、これからは周りの人も雨男の人を避けるのではなく、人間天気予報(地方天気予報としてはかなり高感度)として頼ってみてはいかがでしょうか? 雨を避けたり、恋仲になりたいな、と思う人が雨男だったりした場合、いつも折りたたみ傘を常備しておき相合い傘で帰ることが出来るチャンスが訪れるかも知れません。 逆に雨の降らない日に出かけたいなと思えば、晴男の人の行動について行けば良いのです。 自分の考えだと出かけるタイミングが違うでしょう。 ここはそれぞれの天候を察知する能力の人を利用してみましょう。 いやぁ、人体って本当に不思議ですね。 スポンサーサイト
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