雑誌に書けないみーたん
2010.09.29 Wed
というわけで「ピザッツSP」が出ているようです。 載ってます。 本屋やコンビニでどうぞ。 スポンサーサイト
2010.09.23 Thu
ハーイ、マダム。イチロウ友美ですよ。 今回は同好の士の為に前回紹介したコルクペングリップの作り方だよ! ※色々各自自己責任でね! 特に無理に刃物を入れると刃が折れて飛んでくると危険!気をつけて作業しよう! ●用意する材料: ・intuos4ペン(本体付属) ・コルク ・カッターナイフ(刃が曲がりにくい厚い刃の段ボール用などが良い) ・100~400番台くらいの紙やすり(スポンジやすりだとなお良し) ・電動ドリル(ドリル径10mm)、※予備で先に穴を空けるのにキリや1mmとかのドリルがあってもいいですね。 ・ボンド(スーパーX2使用) ※元から十分な長さのある場合は不要、今回はシャンパンコルクを二つくっつけて使用した為、 さて、今回はコルク棒を直径30×30mmを使用しましたが、結局はシャンパンコルクの方が密度ぎっしりで使いやすかったです。コルク棒だと持ち手がジェルで疲れにくいって奴あるじゃないですか?あんな感じの弾力になります。 ![]() +5~10mmくらい長さをプラスして周りに切れ目を入れます。 ![]() この時、完全に切断せず、周りに切れ目を付ける程度。 ![]() で、最後は手でボキッと折ります! ![]() 10mmドリルで穴を空けます。一片に通そうとすると内面が汚くなるので徐々に入れて出してを何度も繰り返して空けます。 絶対まっすぐには通らないのでギリギリの直径のモノは買わない。 (シャンパンコルクの場合は穴をそれぞれに空けた後長さを合わせて接着になります。) ![]() 中が荒くなってるのでちょっとやすりをかけて細かいゴミが出ないようにします。 ![]() こんな感じ。 ![]() さて、これからペンにかぶせて作業します。スイッチの穴にゴミが入らないようにテープをしましょう。 ![]() かぶせてみました。皮あまりですね。 ![]() ![]() 合わせるように削っていって…。 ![]() 付属のゴムで長さを再チェック。 ![]() これでピッタリかな? ![]() ぴったりより1mmくらいはコルクが長くていいです。この状態で先キャップをつけておきましょう。 ![]() さて、荒削りで大体の大きさに削っていきます。 注意すべき点は一気に大きな固まりを削ろうとせず、そぐように切り落としていきましょう。この時、ペン軸も一緒に削らないように気をつけよう! ![]() 削りカスを見てもらえるとわかりますが、こんな感じの大きさで削っていきます。 ※通常のカッターナイフの刃を長く出して使っていると折れることがあります。厚めの刃のカッターで作業しましょう。どっちにしろ注意! ![]() 今回は太径ゴムの形を目指して削っていきます。太径ゴムも通常ゴム軸もそうですが、キャップからのそのまま延長させたラインです。削るコツは刃とキャップの角度を合わせて削っていきましょう。 勢い付いて先キャップを削らないように。 ![]() 荒削り終了。先キャップにテープを巻いておきましょう。傷防止とペン先を入れる穴にゴミが入らないように。もう少し先にやってた方が良いですかね。 ![]() ラインを合わせる為に元の大きさの大きさを定規にあてて… ![]() 目指すはこのライン ![]() 削っていく課程で重ねたりして比べていきましょう。 ![]() まだ若干角張ってたり、肌が粗くなっていますが、カッターではここら辺でいいでしょう。 ケツ側の軸にもテープを巻きましょう。これよりやすり掛けです。 ![]() カスが出るので、洗面所でスポンジやすりなどを使って削ってきました。 納得いくまで削った後はふっとカスを拭いてフィニッシュは軽く水に濡らしたティッシュで表面を拭いていきます。 コルクは柔らかく、紙やすり、スポンジやすりで削ると思ってるよりキレイになります。(100~400番くらい) くれぐれも高価な電子機器なので水でじゃばーと洗わないようにしましょう。コルクが水吸ったりしますしね。 軸まで削ったりしないようにね。 ![]() 前回に比べると、若干形がいびつですが持ち手のラインさえしっかりしていれば大丈夫です。くれぐれも削りすぎないように。徐々にゆっくり形を合わせていくのがいいです。 今回は太軸に合わせて削りましたが、自分の好きな形、持ちやすい形で製作すればと思います。エルゴノミクスデザインでも面白いかもしれませんね。好みの軸を作りましょう。 ![]() 一番大事なのはどこから持っても同じ感触が望ましいですね。この時大事なのが上面からの真円率。ちょっと削りすぎてますね…。 ![]() とりあえず、できましたー。ワーイヽ( ・∀・)ノ 大体ここまでで開始から2~3時間でできると思いますよ。 ![]() 最初にも書きましたが、コルク棒だとちょっとふわふわした弾力ですね。シャンパンコルク製でも強く握ると若干弾力を感じることがあります。これは10mmドリルで穴を空けたせいで、尻軸側はそれでピッタリなんですが、ペン先側は径が違って9.5mmぐらいのようです。 解決策としては、ネットで探すと自在コルク(コルク粘土)というものが見つかります。コルクの紙粘土みたいなものなんですが、食いつきがよくてパテ代わりになります。コルク粘土(細目)を使ってペン先側からちょこちょこと入れて1日おけば隙間まで入って穴の分のスカスカ感は無くなります。(この時ペンにシール等を巻いておかないと入れすぎで抜けにくくなったりするので注意) コルク粘土をワコム通販で売ってる木軸に盛りつけて…でも可能です。やってみました。これだとドリルもカッターもいりません。ラストに乾いてから紙やすり等で削るだけです。その代わり木軸は犠牲になりますが。 手持ちの軸に不満がある場合は、くれぐれも道具に注意してみんなも自作してみよう! 2010.09.03 Fri
もう九月ですね。 九月だというのにまだ暑い。なんてことは毎年聞きますが、特にお外でお仕事されている方は気をお付けて下さいね。 アマゾンの配達で来るおじいさんとか、ドアを開けるとムアッと暑気が襲ってくるのを感じるたびにそう思います。 今日は工作の話。 中学時代は木工部とか言うわけのわかんない部活をしていた私ですが、昔から何かを作る事が大好きだったわけ。 プラモデルとかも大好きですが、おもちゃがなかったことが多かったので、できるかなとかのテレビを見て自分でおもちゃを作っていましたね。 今でもペン立てやペン置き、電動鉛筆削りを芯研器に改造したり、身の回りのちょこっとしたモノを作ったりします。 無ければ作れが合い言葉。 さて、今回の制作物はintuos4ペンのグリップです。 ●用意する材料: ・intuos4ペン(本体付属) ・コルク ・カッターナイフ(刃が曲がりにくい段ボール用などが良い) ・100~400番台くらいの紙やすり(スポンジやすりだとなお良し) ・電動ドリル(ドリル径10mm)、※予備で先に穴を空けるのにキリや1mmとかのドリルがあってもいいですね。 ・ボンド(スーパーX2使用)※元から十分な長さのある場合は不要、今回はシャンパンコルクを二つくっつけて使用した為、 先日、木製ペングリップがワコムから出たのですが、自分が使っているのはぶっとい方の太径だったので無い物か問い合わせてみると、「大変恐縮なのですが、現在のところ、木製グリップ太径グリップの製品化の予定はございません。」 とのことで残念至極。 じゃあ作るべ。ということでどんなモノかわからないのでとりあえず取り寄せることに。 ![]() 一番謎だったのは、内側がどうなっているのかな?ということ。 本来のゴム軸の内側にはずれないように溝があるのですが、木の方は全くありません。 回そうと思えばくるくる回せるんですね。なるほど、それでいいんだ。かといって回って使いにくいと言うことはありませんよ。 ただ、不満なのが以外と指が滑る。本来のゴム軸だと滑らないのですが、使っているうちに手脂が付いてきてアルコールで頻繁に拭かないとグリップ力が復活しません。 そのため、木軸に期待したのですが、結構滑りますね。それに太径じゃないし。 色々考えたのですが、漫画用のペン軸に握り部分にコルクを使った物がありまして、じゃあそれを参考に作っちゃおうと素材はコルクに決定! コルクシートを巻き付けたりする方法もいけそうですが、ペンの太さが変わってしまうので軸を作っちゃおう!ということに。 幸い手元に乾いたシャンパンのコルクがあったのでそれを二つボンドでくっつけて、10mmのドリルでガリガリ穴を開けて荒削り。この10mmのドリルの穴でピッタリですんで、電動ハンディドリルにつけてゆっくり入れてまた戻す、の繰り返しでキレイに空けられます。この時の注意点は内側にカスや粉が残ってると内部に入っちゃいますからキレイにしておきましょう。 さぁ、長さを合わせてつけてみたよ。 ![]() 無骨ですね。 あとから調べたら、コルク棒とか売ってましたけどこういうのはすぐやりたいですからシャンパンコルクですぐ作業。 丈夫なカッターナイフで徐々に削っていきます。コルクは木の皮が原材料ですが、柔らかいので木のようにさくさくとはいかず、削りづらいので注意しながら少しずつ。 ペンを三つ持っているので傷つくのも怖がらずに軸に付けたままどんどん削っちゃうよ。 さすが、に完璧に真円だったり、元と寸分違わずとは行きません。しかし元の太径と一緒じゃなくてもいいんです。自分の手になじめばそれで良いんじゃないでしょうかね。一応、今回は元のペンと重ねながらどんどん削っていきます。旋盤みたいなのがあればもっと楽なのかしら? カッターでちょこちょこ削ってる時点では見た目も悪いしざらざらしてます。これでいいんです。ただし、形は整えて下さい。やすりは面取りや仕上げ用で形を整えるものではないみたいです。 で、形が整ってきたら本来の黒い軸の所にテープを貼ってやすりの準備。 カッターは気をつければペンを傷つけることはないですが、やすりはペンが傷つくのでペンの部分にセロテープやマスキングテープを巻き付けておきましょう。 削りカスが飛ぶので洗面台や外などでやりましょうね。金やすりでも出来ないことはないですがやはり紙やスポンジやすりがイイですね。細かすぎない目の方がいいみたいですよ。 納得行くまで削ったら、粉を払って水でしめらせたティッシュでキレイに拭きましょう。 テープもはがしてさぁ完成です。 ![]() わーいヽ( ・∀・)ノ グリップの感じがすごく満足! ワコムさんコルク軸出してくんないかなぁ。いや、作っちゃったけど。 ここまででボンドの乾く時間を除けば、大体2時間くらいです。慣れればもっと早くなるかな? まだ使ったこと無いですが、自在コルクっていうコルク粘土っていうのがあるらしいです。それだと形作りはもっと楽になると思うけどまずは使ってみないとわかんないですね。 ちなみに画像のペンのケツ部分が違いますね。intuosペンは使っているうちに中のメカがかこかこ動くようになります。このせいでクリックしたときに、クリック+中のメカが動くという二重動作がたまーに起こってしまい、超高速ダブルクリックとかになってしまうことがままあります。 最初、ペンの不良かと思い新品のペンを何本か買ったのですが、どれも使っているウチに中が動いちゃうようになってしまいます。そうすると、上記のダブルクリックが起きることがあります。普段マウス無しでペンタブオンリーなので通販サイトの決済ボタンとか怖いですよね。 自分で判断したんであまり参考にはしてほしい部分じゃないですが、こいつを防ぐ方法は中のメカを固定してしまえば良いんです。ただ、3のペンは分解出来るんですが、4のペンは分解不可です。しょうがないので、ニッパーでケツの動くところを切り取って固定させる為にシャーペンの消しゴムキャップを装着。ちなみにクルトガのがピッタリでした。もったいないように見えますが、元々消しゴム機能など使ってないのでいいのです。 ゴムとの違い・特徴 ・脂っぽくならない ・ゴムと同様にある程度の弾力がある ・グリップ力が良い感じ! ・コルクがゴムより軽いので若干重心が変わった感じ グリップに満足行って無い人は試して見るのもいいかもしれません。もちろん自己責任でですけど。 もういくつか作りたいので、今の仕事が一段落ついたら詳細製作記を書きたいですね。
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